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組込みハードウェアエンジニアが語るブログ

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フィリピン語学留学の休日

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 先日の記事で、フィリピンの英語学校に行った話を書きました。 

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 書いてみると、意外と長い記事になってしまったため、休日の過ごし方はこの記事にまとめてみます。

フィリピンにはビザが不要なちょうど四週間の滞在だったので、到着した日を除くと土日の休日が4回あったことになります。

重ねて書きますが、私がフィリピンに滞在したのは、3年半前の2014年11月中旬から12月中旬の4週間なので、今とは違うかもしれません。その点ご了承ください。

私は、団体行動があまり好きではないので、この滞在期間中の外出は、ほぼ一人で出歩いています。

 

一週目の休日。

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最初の休日は、不慣れなこともあったので、近所のSMモールに行ってみました。

それと、学校に滞在中に必要そうなもの、例えば、ウォーターサーバーから水をくむためのタンブラーや、お菓子などの購入です。

たしか、同じ敷地内の地元の学校にも売店があったのですが、何を売っていたのかあまり覚えていません。

 

SMモールはCNE1からバスで15分くらいの場所にあります。

フィリピンのバスは大きく分けてエアコン付きのバスと普通のバス(ordinaryと言っていたと思います)があります。

 

 

15分くらいだったので普通のバスに乗って出かけていました。

このバスはドアがなかったり、どこかの国の中古かな?という感じのバスです。

フィリピンのバスは、路線にバス停などがあるわけではなく、走ってくるバスの行先を見て、手を挙げて止めます。

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乗り方は、エアコン付きも普通のも同じで、手を挙げて止めて、席に座ると、車掌(運転手とは別にいます)が近付いてくるので、行先を言うとチケットに金額をパンチしてくれるので、引き換えに料金を支払います。

降りる場所が近付いてくると、車掌が声をかけてくれたり、くれなかったりします。

メジャーな停留所には、必ず止まるようです。バス停はないと前述しましたが、SMモールや始発、終点にはおおきなバスターミナルがあります。

 

で、近所のSMモールは日本の普通のイオンモールくらいあって、入り口は、簡単な荷物検査をされます。

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ユニクロなどもあり、何ら不便しませんが、現地価格になれると、ユニクロがとても高価に思ったのを覚えています。

上の写真は、フィリピンではメジャーなジョリビーというファーストフードです。

帰りは、SMモールの前にあるバスターミナルからバスに乗るのですが、トライシクルがたむろっていたので、写真を撮らせてもらいました。

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トライシクルだけを取ろうとしてたら、しれーっと写真のフレームに運転手のおじさんたちも入ってくるので、入れてあげました。

 

 

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二週目の休日

二週目は、少し足を延ばして、バギオまで行くことにしました。

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サンマニュエルからバギオは改めて計ってみると直線距離で60Kmくらいらしいです。そしてエアコンバス

エアコンバスは、日本でいうところの観光バスと同じで、寒いくらいエアコンが効いています。ドアもあります。立ってるのが車掌さん。

3年半もたってしまったので、何時間かかったのか正確に覚えていませんが、何時間かかかったと思います。途中1回くらいトイレ休憩があったように思います。

バギオの停留所は、バギオのSMモールの下にありました。

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バギオのSMモールから見た景色。このころ、ちょうど「アナと雪の女王」が上映されていて、SMモールのモチーフ(?)がアナ雪になっていたと思います。

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上の写真は「バギオカテドラル」です。SMモールの近くに建っていて、自由に出入りすることができます。フィリピンはクリスチャンが多いらしく、学校の講師にもたくさんいました。私自身は、無宗教なので宗教には興味はありませんが、地元の建物ということで、見学させていただきました。学校の講師とは、宗教の話などもしたのを思い出しました。話をしている感じでは、とても熱心な信者、という感じは受けませんでした。(実際はどうなんでしょ?)

 

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写真左がまちのなかでよく見かけるジプニーという乗り合いバスのような乗り物

私は、街中は歩いていたので、乗っていません。

右の写真は、町の中の風景です。電線が絡まないのか、どこにつながっているのかどうやって管理しているのか謎です。

その後、町の中心部の大きな公園を散策したり、マーケットでお土産を買ったりして、夜市が始まるのを待ちました。

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夜市はこんな感じ。シャツなどは日本円で300円とかで売ってます。 ここに行く前に、学校の講師と「週末はバギオの夜市にいくんだ」と話していたら、「革ジャンを買ってきてくれ、1500円くらいだから!」と言われました。私は、その日着ていたシャツが2000円くらいだったので、びっくりした覚えがあります。

なんだか、英語を教えてもらう立場の自分と自分より博識な講師が経済格差でこんなに差があることがとてもショックだったのを覚えています。私は、こういったショックや前述の宗教の話なども、話をする前に前置きをしたうえで、講師たちと話をしたのを思い出しました。

 

 

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三週目の休日

三週目はさらに足を延ばして、世界遺産のビガンという町に行きました。

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学校からは直線距離で200Kmくらいあります。

ビガンへは一旦、バギオまで行ってビガン行きのバスに乗り換えたと思います。

もちろんエアコン付き。朝出発したのに、ビガンについたのは夜でした。

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クリスマスシーズンだからか寺院はライトアップされていました。

ポケットWiFiや現地SIMなども持ち歩いていなかった私は、フィリピン観光で一番困ったのは、バス停のない場所で降ろされて、そこがまずどこなのかを調べることでした。

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ビガンについた時も、自分がどこにいるのかわからず、帰りのバスの場所もわからないので、市民会館のようなところに飛び込んで、地元の人に聞いて回ったのですが、現地の人は決して英語が喋れるわけではなく、私は片言の英語、相手はタガログ語、という状況で、これ、日本語でしゃべってもいいんじゃね?という感じでした。(語学学習に行っている建前もあるので、英語で話していましたが。。。)最後はボディーランゲージでしたが、伝わって、理解ができればいいんです。

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そして、世界遺産の街はこんな感じでした。建物の一階は、お土産物屋さんになっていました。世界遺産になっているのは、この通りだけなので、時間をかけてたどり着いた割には、現地には2時間くらいしか滞在していなかったように思います。

 

帰りのバスをどうやって見つけたのか、あまり覚えていませんが、通りを歩いていたら、それっぽい(?)バスを見かけたので、飛び乗ったように思います。

 

乗るときには、車掌に行先を確認はしているのですが、英語が伝わっているのかも分からないし、地名を見てもよくわからないのです。

感覚的には、名古屋でバスを拾って、「東京行き」と書いてあればいいのですが、実際は、「新宿行き」のようなローカルな地名が書いてあって、しかも降りたいのは、町田、みたいな感じです。本当に学校の前の通りを通ってくれるのかもよくわからず、乗った後に、隣の席の女の子に、「このバスは、サンマニュエルとおります?」って聞いてみたのですが、結局最後は一緒に地図を見てはくれるものの、よくわからず、寝たら負けだな、と思ってバスに乗っていたのを覚えています。

フィリピンのバスは、(たぶん)24時間走っているのです。

この日もビガンからバスに乗ったのが多分夜の9時とか10時とかで、学校にたどり着いたのは明けて3時とかだったように記憶しています。

結局、目を凝らして深夜の道を見ていましたが、学校の前を数百メートルすぎたところで、運転手に「おります!」と言って事なきをえたのでした。

学校の周りが、本当に田舎で、目印になるものが何もないのです。

 

 

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4週目の休日

最後の休日は金曜日に学校を卒業して、学校に頼めば空港まで送ってくれるのですが、私は、せっかくフィリピンに来たのだし、マニラの街も見たいなと思い、路線バで帰ることにしました。私以外にも、一緒に卒業する女の子が二人いたので、マニラのマカティにあるドミトリーに一緒に泊まって、翌日各自別れることにしました。

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学校からマニラまで直線距離で、140Kmくらいです。

来たときは2時間くらいで学校まで着いたように思うのですが、帰りはマニラが近付くと大渋滞に巻き込まれて、5-6時間かかったように思います。なので、結果的にマニラでは何も観光していません。)

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右はマニラで見かけたOrdinaryなバスで、京成バスでした。

この日、最後の晩餐を三人で食べて、一人はワーキングホリデーでオーストラリアへもう一人はもう少し観光して日本へ、私は翌日の飛行機で日本へ帰宅したのでした。

ちなみに、ドミトリーから空港までのタクシーは、事前に、ドミトリーのスタッフに空港までのタクシー代をきいてから乗りました。空港が近付くまでは、普通のタクシーだったのですが、空港の看板が見えたとたんにメーターの上がる速度が速くなり、あっという間にぼったくりタクシーに早変わりしました。たまたま、私は、メーターを見ていたので、上がり方がおかしくなった時点で指摘をして、ドミトリーで聞いた金額以上は支払わなくて済みましたが、見ていなかったら、思いっきりぼったくられていました。

 

【感想】

バカンス半分の気分で行ったフィリピン留学ですが、土日の休暇でも十分満喫できたので、とても楽しかったです。

フィリピンはどこに行っても、人が陽気で、バス停でどのバスに乗ったらいいか困っていると、知らないおじさんが親切に教えてくれたり、道を聞いても教えてくれます。

一方で、貧富の差がおおきいのも実感として感じました。

学校の講師と話をしていても、「マニラは、あぶない」としきりに言われていたので、危ない地域にはいかないようにしていたからかもしれませんが、都会の方がより貧富の差が大きく、立ち止まっていると、タクシーを止めるために子供が寄ってきてチップをせがんできたり、公園でたたずんでいると、目の前で子供が歌いだして、チップをせがんできたりと、いろいろ考えさせられることは多かったですが、学校やドミトリーなどで個人対個人でかかわった人は、みな良い印象でした。

 

思い出して書いていたら、また行きたくなってきたなぁ。