トイボックス エンヂニアリング

組込みハードウェアエンジニアが語るブログ

【スポンサーリンク】

フィリピン英語留学 CNE1に行った話

【スポンサーリンク】

 

こんな記事を見かけたので、私の経験についても書いてみる。

 

machine.hatenablog.jp

とはいえ、私がフィリピンに英語留学をしたのは、三年半前の2014年11月中旬から12月中旬のことなので、今とはもしかしたら状況が違うかもしれません。

私は2014年10月末をもって、以前勤めていた会社を退職し、2か月のガーデニング休暇(?)*1を経て新しい会社に入社しました。

その2か月の間に、自宅の引っ越しと、フィリピン留学4週間をしたのでした。

 

f:id:toyboxengineering:20180712221649j:plain

 目次

  

【きっかけ】

前職の末期、仕事に疲れ果てて、現実逃避をしているときに、「今、どこかに行くとしたらどこかな?」と考えたことがありました。

社会人になると、あまりまとまった休暇を取るのは難しくなります。私の妄想は、「タイでも行って、バカンスかなぁ」と思っていたのですが、当時、タイはクーデターで危ないのかなぁと、あまり調べずに考えたりしていました。そんなことがありながら、会社を辞める時期が近付いてきたら、「そうだ、あの時の妄想を実現するならいましかない!」と、思ったわけですが、せっかく海外に行くのだし、英語の勉強もできたらいいな、セブとか英語留学で有名だし、バカンスも兼ねられそう!と安易な思いで、フィリピン留学を決めたのでした。(でも、前述のセブの学校に行っていたら、地獄だっただろうなぁ、と記事を読んで思いました。)

私は、たしか「フィリピン 英語留学」でググって、当時、一番初めに出てきたCNE1という学校に行くことにしました。

 

 

【スポンサーリンク】
 

 

 

【学校について】

CNE1はルソン島にあり、マニラから、道がすいていれば、たしか2時間くらい(若干あいまい)のサンマニュエルというところにあります。

当時は日本人と韓国人とロシア人の共同オーナーの学校でした。

なので、私が行ったときは、学生はたしか40人くらいで、一人だけ韓国人がいたように思いますが他は、みな日本人でした。大学生が多く、これからワーキングホリデーに行く20代の人、リタイア後のご老人が少々、当時私は41歳だったので、レアなケースで二人くらいでした。

ちなみに、先生は50人くらいでした。

学校は、基本的に日曜日移動日、月曜日入学~金曜日卒業式という流れでした。

 

【授業について】

 日曜日の21時30分に空港につくと、学校の関係者が空港まで迎えに来てくれます。

学校には24時くらいについて、その日は部屋を割り当てられ就寝。

 

月曜日は、最初にレベル分け試験と称して、スピーキングとリスニングの試験があります。

余談ですが、私は英語が大嫌いでした。

中学生のときは、教科書を暗記して、しのいでいましたが、高校受験のために、中三の時に夏期講習に行くまで、BE動詞と一般動詞の違いを知りませんでした。

高校に入っても、工業科だったので、英語は授業としてはありましたが、全く勉強していませんでした。

大学でも、テストの答案に反省文を書いて単位をもらっていました。

というレベルです。

 

レベル分けの試験のあとに、授業を何コマ取るのかを決めます。

一日4コマまでで、1コマ2時間。8:00-10:00,10:00-12:00,13:00-15:00,15:00-17:00だったと思います。

私は半分遊びに行っている気分だったのと、英語が大嫌いだったので、2コマだけにするつもりでしたが、学校の日本人職員と話し合って、「せっかくフィリピンまできているのだから」という理由で、3コマ取ることにしました。

授業の内容は、いくつか種類があって、レベルの低い私は「英文法」2コマと「英会話」的なのを1コマ取ることにしました。

 

授業は基本的にマンツーマンで、私の担当は、当時40代後半の男性講師①、20代半ばの女性講師①、もう一人も20代半ばの女性講師②でした。

素人で、しかも英語のつたない私が言うのも何ですが、教師のレベルはまちまちで、女性講師①とは、どうもそりが合わず、2週間でチェンジしました。変わった講師は20代後半の男性講師②でした。

正直、フィリピンに行ってまで、英文法かよ?という意見もあろうことかと思いますが、英文法を英語で習うというのは、それはそれで意義があって、質問も英語でしなければならないわけで、英文法といっても、習うこと自体が英語の勉強になる印象です。

男性講師①はとても教え方がうまく、2時間の授業のうち、半分は雑談でしたが、雑談の中で、意思の疎通ができることが英語が嫌いな私にとってはとても意義のある授業でした。また、この講師は、私がわからない英単語があると、辞書で調べさせるのではなく、他のいい方で、単語の意味を説明してくれるところに、関心しました。なので、この先生の時は、会話を止めて、辞書で調べるという時間があまりなかったように思います。

フィリピンは英語が母国語ではないので、講師によってはとても癖のある英語を話す講師もいましたが、英語話者がみなきれいな英語を話すわけではないので、それはそれでいいのかもしれません。

 

 

【スポンサーリンク】
 

 

 

【放課後】

この学校は授業以外にもクラブ活動があったり、飲み会のイベントが中庭であったりと、授業以外で講師と話ができる機会が多くありました。

なかにはEOP(English only policy)の札を首から下げて、日本人同士でも英語以外は話しません、という人も中にはいましたが、私は日本人とは日本語で話していました。

それと、授業の最後に、宿題がでるので、ふだん放課後は宿題に充てていました。

とはいえ、2時間程度で終わる内容なので、それ以外は、学校の前にある掘っ立て小屋の居酒屋?のようなところで飲んだり、近所の公園(とはいってもバスで数分)の場所でクリスマスミニライブのようなのを聞いたりしました。

 

f:id:toyboxengineering:20180712211126j:plain
f:id:toyboxengineering:20180712211105j:plain

私の休日の過ごし方は、記事が長くなるので、別記事にわけます。

www.toyboxengineering.com

 

【生活】

教室の二階部分が宿泊施設になっています。私は四人部屋(下写真左)を申請していたのですが、途中で部屋の工事ということで、部屋をあけることになりました。

f:id:toyboxengineering:20180712211656j:plain
f:id:toyboxengineering:20180712211745j:plain

学校側都合ということで、私は同じ料金で一人部屋(上写真右)に移りました。

とてもきれいですね。

洗濯物は、週に2-3回(正確には忘れました)部屋のそとのかごにいれて出しておくと、学校のスタッフが洗濯して干して戻してくれます。

f:id:toyboxengineering:20180712212222j:plain

左のカゴが洗濯前、右のカゴが洗濯後です。うろ覚えですが、洗濯ものの内容を紙に書いて入れておくと、戻ってくるときにチェックが入って紛失しないような工夫がされていました。

また、この学校のトイレは、トイレットペーパーを流して良いトイレになっていて、とても快適でした。一般的なフィリピンのトイレは、使った紙は横のゴミ箱に捨てる習慣らしいです。(流すと詰まるらしいです。)

風呂はシャワーですが、お湯もちゃんと出ます。

敷地内にはWiFiが飛んでいて、無料で無料で使うことができます。

全館冷房がとても効いていて、快適ですが、たまーに停電になったりしていました。

水道水は飲むことができないので、ウォーターサーバーが置いてあります。

食事は、朝昼晩、敷地内の食堂で食べます。日本人好みになるように工夫をしているようで、とてもおいしかったです。

f:id:toyboxengineering:20180712213339j:plain
f:id:toyboxengineering:20180712213324j:plain

大体こんな感じ。食堂の女の子もとても愛嬌のある子だったなぁ。

ちなみに、外に食べに行ってもいいのですが、前述の居酒屋以外は、バスで15分くらいのところにSMモール(日本でいうところのイオンモールみたいな感じ)があるくらいです。

あと、事務所の3階にカフェがあって、軽食を取ることができます。

良い感じの場所だったのに、写真がありませんでした><

 

 

【スポンサーリンク】
 

 

 

【費用】

東京(成田)-マニラ エコノミー 往復¥58,210

入学金¥15,000

学費(食費、授業料、教材費、光熱費など) ¥150,000くらい、、、

肝心の学費がうろ覚えです、すいません。入学金は日本円で振り込んだので、記録があったのですが、学費について、現地でフィリピンペソで支払った上に、授業のコマ数などを変更したので、だいたいこのくらい、しか覚えてませんでした。

 

【感想】

結果的にはとてもよかったです。

私的には、週末になると、その週にやったことや、私の学習状況などを通信簿のように担当講師全員が一人A4一枚、裏表にぎっちりコメントを書いてくれるのですが、これがとてもよかったです。

f:id:toyboxengineering:20180712220927j:plain
f:id:toyboxengineering:20180712220939j:plain

また、授業もすべて録音することができて、後で聞くこともできます。

(スピーキングのテストだけは録音させてもらえませんでしたが。)

フィリピンのお国柄なのか、講師はみな明るくてとても居心地のいい環境でした。

思い出しながら書いていたら、とても懐かしい気持ちになって、まだまだ書き足りない感じですが、とてもながくなってしまったので、この辺で。

 

 

 

 

*1:F1では、チームからチームに移籍する際に、ガーデニング休暇というブランクを設ける慣習があります。私はF1関係者ではありませんが。