ネタバレ有りです。
F1 2020 サクヒールGPを観ました。
ニュースでハミルトンの代役がジョージラッセルと聞いて心躍りました。
ジョージラッセルに思い入れがあるわけではないですが、彼が今の下位チームに所属している現役ドライバーだからです。
通常、F1の各チームのドライバーや車を比較したくても条件が違うため中々比較することができません。
私の考えでは、ペイドライバーを除いて、F1まで上り詰めたドライバーの技術にはそれほど違いがなく、8割かたぶん9割以上は車の出来で勝負していると思っています。だから、バトンのワールドチャンピオンは車のおかげで、彼はチャンピオンの器ではないと思っています。ベッテルも怪しいです。たしかにキラリと光るものは新人の頃から持っていましたが、メンタルが弱すぎます。
わたしの思う強いドライバーは、先に述べた車の実力をひっくり返せるドライバーです。
で、ジョージラッセルが、出来のいいメルセデスに乗ったらどうなるのか楽しみで仕方ありませんでした。
で、決勝です。
ハミルトンとフェルスタッペンが居ないだけで、こうもいつもと違う展開になるのか?というグランプリでした。
1コーナーをラッセルが制した時は痺れました。
レース後半まで、ロングランのペースもいい感じでした。
しかし、メルセデスはどうしちゃったんでしょう。
これもハミルトンのいない影響なのか、はたまたチャンピオンシップが決まって気が緩んだのか。
SC中の出来事は、ボッタス、ラッセルともにあり得ない出来事でした。タイヤを間違えるなんて!
そもそもあのタイミングでタイヤ交換必要だったのか?
なんか、ハミルトンが、いつもタイヤをなかなか交換しないでステイアウトするシーンをよく見る気がします。
もしかして、ハミルトンは感覚的にこう言ったことを避けているのかも?と思わせられます。
SC後のラッセルの怒涛のオーバーテイクも凄かったし、スローパンクチャー?でのタイヤ交換後のオーバーテイクも凄かったです。
あの状況でブチキレないでよく最後まで走り切ったと思います。
願わくば、来週の最終アブダビGPもメルセデスで走るところが見たい。
一方で、ボッタスは良いところがなかったですね。ラッセルの方が、丁寧で且つ、ファイティングスピリットに溢れた走りで魅力的でした。
で、ペレスが強かった。今回の走りで、ペレスの印象が変わりました。
相応しい勝利だと思います。頑張れば報われる日が来るのかも知れないと、思わせてくれる走りでした。