ネタバレ無しのつもりでしたが、少しネタバレ有りになってしまいました。
今日は劇場版『SHIROBAKO』再上映版を観ました。
劇場版『SHIROBAKO』は2/29の公開日に見たのですが、もう一度見ようと思っていたら、コロナの影響で映画館に行ける雰囲気でなくなってしまいました。特典も欲しいのがあったんですが。
で、8/28から再上映ということだったので、今日は通院で新宿を通ったので、バルト9に行きました。
久しぶりの新宿は、歩道は混んでいるもののアルタ前はガラガラで、さすが感染のニュースを聞くエリアだなと思いました。
以下感想です。
とても良かったです。
よくこの内容を120分にまとめたなぁと思いました。
TVアニメを見てからの方が断然楽しめる小ネタが満載で、全ての働いている人が楽しめる内容でした。
ちゃんと5人の成長が描かれていて、作品作りのキーマンにみんながなっているのもグッとくるポイントです。
私個人の経験としてはパブリッシャーでゲームデレクターをしているときに、チームの事情で決裁前(!)の案件を進めていて、会社の組織変更の為に、開発中止になった作品があり、開発会社に多大な迷惑をかけた事や、開発会社に転職した今、版元から梯子を外されたり、企画が中々決まらないなど、身につまされる思いが、この作品には入っていて他人事としては見られないくらい感情移入してしまいました。
宮森はプロデューサーになっていましたが、それゆえにか出番が少なくなっていたように思います。確かにプロデューサーとして決定する場面は描かれていましたが、おそらく一番の見せ場と思しき、げ〜ぺ〜う〜へ乗り込むシーンは、宮森が主体的に描かれていますが、ここは宮井か葛城が主体的に交渉に行かなければいけないシーンのように思います。
でも、まあ、どんな業界でもプロデューサーと言われる人は、いかに口八丁でお金を引き出すか?という仕事なのでデスクなどより現場を離れてしまい、出番が少なくなるのは仕方がないですね。群像劇だから、まぁ良いのかな。
また、SHIROBAKOならではの劇中劇とのメタな演出が面白いです。
今回の再上映版ですが、2月末に見たものから更に修正されていると聞いていて違いにも注目していたのですが、何箇所か「ここかな?」とは思ったのですが、思い出補正もあって、ハッキリとはわかりませんでした。
あと、上映後に特別映像第二弾と称して二十分くらいの声優のコメンタリーがありました。
第二弾は宮森役の木村珠莉さん、坂木しずか役千菅春香さん、葛城役こぶしのぶゆきさん、あと、スタジオかなぶんの爆発エフェクトが得意という女子のCVの方(名前がわかりませんでした)が登場していました。この方、もともとは、アニメの撮影の方だったらしく、お話も興味津々でした。後から、プログラムを見てみたら、奥戸真衣役湯浅かえでさんという方でした。
第一弾が気になりますが、Bru-rayには入るんだろうなぁ。
あと、バルト9で見たからこそ気がついのは、劇中の公開初日のカットはバルト9でしたね。
どこも似たような感じだから違うかもしれないけど。
あと、プログラムは販売してませんでした。
やっぱり、上映期間の短さや入れられる人数がだいぶ少ないので難しいのでしょうね。
公式HPには、電子版の販売決定とありました。
さて、夏前に川口でやっている『SHIROBAKO展』に行きましたが、8月から劇場版仕様に展示が切り替わるということでした。
そんな『SHIROBAKO展』も明日の日曜日までということです。
行こうかなー、どうしようかなー。