トイボックス エンヂニアリング

組込みハードウェアエンジニアが語るブログ

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Google AdSenseに合格しました。(2018年5月)

Google AdSenseについて、私の場合を書いてみたいと思います。

この記事にもちゃんと広告が貼れているかな?(ちょっと心配)

こんな流れでした。↓

 

 

2018年5月1日 ブログ開設

 ブログ開設しました。

2018年5月4日 Google AdSenseに申請

 Google AdSenseを申請(この時点で記事2件!)

 当日数時間後、すぐに「コードが貼られていないよ!」と通知がきました。

 申請と同時に張り付けたつもりでしたが、初めてで自信がなかったので、再度貼り直しました。その後、「貼りなおしたよ!」とGoogle側に通知する方法がわからず、「ん~定期的にチェックしてくれるシステムなのかなぁ?」と思って放置していました。

2018年5月14日 Googleに質問しました。

 その後、音沙汰がないままだったので、GoogleAdSenseのサイトから問い合わせをしてみました。すると、以下のような返答がすぐに来ました。(一部抜粋)

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むむ、ブログは既に公開していたのに、どうやら最初の審査の時点でうまく見えない状態だったようです。(原因は不明)その後、再審査の方法がそのメールに書いてあったので、再申請しました。(この時点で記事4件)

2018年5月15日 Googleから回答がきました。

 翌日、すぐに返事がきました。(一部抜粋)

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 待っている間に、審査を通すためにググっていると以下のようなサイトを読んだりしていました。

www.mukuxmuku.xyz

「そうか~、記事は少ないとだめなのか~」「記事がたまるまで、そっとしておこう。」と思って、再審査の申請もしていませんでした。

2018年5月22日 再審査申請していないのに合格通知@@

 この日まで、記事をちくちくと書いていましたが、記事7件でした。

 すると、gmailに突然通知がきました。

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正直、「あれ?申請してないのに!?」というのが正直な感想でした。

再審査申請していないのに合格通知@@がきました。(自動なのかな?)

 

この流れから思うのは、普通の記事がある程度あれば、審査は通るのかな?という感じでした。

それと、Googleの問い合わせの対応が非常に早く、とても具体的な理由が書かれていて、その通り従っていると審査は通るという印象です。

まだまだ、広告のサイズの最適化ができていなくて、見づらい等あると思いますが、今後ともよろしくお願いいたします。m(__)m

『シャベロイドまるお』(CCP)

 

CCPから発売されている「シャベロイドまるお」です。(分解は自己責任で。)

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このロボットは単四乾電池1本で動きます。(懐にやさしい仕様ですね)

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COBのマイコンフラッシュメモリ(MX25L4006E/MACRONIX)、スピーカー、マイク、クリスタルで構成されていて、基板は片面パターンです。

LEDのリフレクターが良くできています。写真左グレーのパーツ。中央の穴部分がちょうどLEDの位置になります。

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フラッシュメモリは声を録音するためのものですね。

このロボットは、スマホアプリからコントロールできます。

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3種類のダンスと前進、右回転、他の同社のロボットとダンスといった内容。

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どうやら、スマホから超音波の音透かしが鳴っている模様。(上の波形は①ボタンを押したときの波形)

赤線の部分がコマンドっぽい。。。

おそらく、その解析のためにクリスタルが乗っているのだろう。

 

 

   

プチブロック ライオン(DAISO)

今回は、100均のDAISOからプチブロック。

 

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いつから販売されているのかわかりませんが、DAISOをぶらぶらしていたら、

「プチブロック」なるものを発見!

これが、100円なんて、カワダだいじょうぶか!?

100円でちゃんと台座(ベース)もついてます。

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しかも口が開閉するギミック付き!ベースの下のごちゃごちゃ部品は余剰パーツです。

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難点を言うとするならば、取説が難しい。おそらくページ数を削減する工夫だと思うが、2手3手先を読みながら組み立てないと、組み立てができません。

そういうパズルだと思えば、それもまた、いとおかし、か?

 

他のも買ってみたくなりました!

 でも、AMAZONだと、100円じゃないのね。。。 

   

BluetoothレシーバーLBT-PAR01(ELECOM)をばらす

昨日、ぼーっと休日を過ごしていたら、宅配便が届きました。

「なにか買っていたっけ?」と思いつつ受け取ってみると、なにやらLenovoから、キャンペーンということで、自動的に送り付けてきたもののようでした。

開けてみると、ELECOMのBluetoothレシーバーで、普通のワイヤードのイヤフォンをワイヤレスに変換するという代物でした。

私は、ここ数年ずっと、ワイヤレスのヘッドフォンを使っているので、私には必要のないものなので、さっそく分解。(分解は自己責任で!)

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サイズは10円玉より一回り大きいくらいで、ヘッドフォンジャックと電源スイッチ、マイクロUSB、LEDインジケータといった外観です。

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蓋はぱちんとはめられているだけなので、マイナスドライバーでぱちんと開けるだけです。なかは、みっちり。

パッケージには書かれていなかったので、バッテリーはなにかな?と思っていましたが、やはり、Lipo電池でした。

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95mAhのLipo電池でした。

次に気になるのは、充電方法です。USBで電源供給して、Lipoは3.7Vだし。。。

ということで、搭載しているICは以下の通り。

AB1512(AIROHA社):BluetoothオーディオIC

24C128(メーカー不明):EEPROM

AIROHA社というのは聞いたことありませんでしたが、台湾のファブレスのICデザインメーカーのようです。

そして、このIC、400mAまでのリチウムイオン電池の充電機能をもっていました。

さらに、LDOも内蔵しているようなので、外付けには、ほぼ何もいらないようです。

EEPROMはペアリング情報などを保存しておくのかな?

こんなのが1デバイスでできてしまうなんて、良い時代ですね。

このデバイスはアンテナ外付けですが、電波法の認証は製品毎にするのかなぁ?

Bluetooth SIGへの申請なども考えると、商品の値段はほとんど申請費用のような気がします。(推測)

 

 

私のきっかけ

benevolent0505.hatenadiary.com

こんな記事があったので、私のきっかけを書いてみる。

一番初めは、ファミリーベーシックだ。発売されてすぐに買った(買ってもらった)のかはよく覚えていないが、小学校5-6年生のときだ。

 

最初は付属していた冊子のベーシックのプログラムを入れていたが、たしかキャラクターコードを入れると漢字を表示するようにマリオなどの任天堂のキャラクターが表示できる仕様だったように思う。

小学生の私は、自分のオリジナルのキャラを表示して動かしたかったが、ファミリーベーシックではできなかったのか、当時スキルがなかっただけなのか、かなわなかった。

その思いは中学生になっても、心の奥で引きずっていた。そのころになると、お金持ちの友達の家にはPC8801シリーズがあって、パソコンならそれができるんだ!ということを知っていた。(といっても、そのころの友人たちにとっては高価なゲーム機に過ぎなかったようだが)

 

中学三年か高校一年の時に、店頭でみた日本ファルコムの「イースⅡ」のオープニングには衝撃を受けた。

www.youtube.com

特に惹かれたのが振り向くシーンと最後の目パチ、口パクアニメーション!

高校入学祝と、自分の貯金をはたいてPC88VA2を買った(買ってもらった)。

当時、PC8801はZ80だったが、当時、確か¥289,000くらいしていたように思う。

そしてPC88VA2はPC9801シリーズにはなれず、Z80とも完全互換ではないという不遇のPCだったが、私は夢中でBASICやアセンブラを独学した。独学といっても、工業科に入った私にはマニアックな友人がいてとても大きな影響を受けたのは間違いない。

 

どうもそのころから、ハードウェア志向が強かったらしく、シリアルポートにつないだジョイパットからキーを読み出し、念願の自作のキャラクターを動かしていた。

当時、お絵かきソフトもなかったので、自作をしていた。

 

私の原点はまさにここにあると思う。

 

その後、独学で学んだプログラミングはどこか不安があり、私はハードウェアエンジニアになった。大学で電子工学を専攻していたからだが、就職してから分かったことは、就職してから得たもののほうがはるかに大きく、プログラマになっていたら、違う未来があったかもしれない。

だが、ハードウェアを制御するプログラムが好きなことは今も変わらないし、プログラムがわかるからこそのハードウェアを作ってきたと思う。

 

こんな生い立ちだからか、ドライバから自作するため、あまり既製品のライブラリやAPIを使うことに慣れていない。

今どきの若者は、こんなに複雑になったハードウェアやライブラリの体系をどのように習得していっているのか見習いたいと思う今日この頃である。

 

プログラミングを学ぶ年齢について

trave-writer.hatenablog.com

 

はてなブログの「おすすめ記事」を見ていたら、こんな記事があったので、私が思うことを書きます。

 

まず、このトピックについて一言で語るのは難しいと思います。

私の背景としては、商品の企画をしながらハードウェアの設計とそのソフトウェアのプログラミングをしています。

元記事の方とは、背景が違うので違う視点の意見と思ってほしいです。

 

プログラミングを単なる言語として習得するのは、何歳になってからでも可能とおもいます。

ここで、「単なる言語として」と書いたのは、ハードウェアエンジニアが書くプログラムには、必ずハードウェアがついて回ります。どのようなハードウェアで、どのようにプログラムをしてほしいのかという思想を理解しないとプログラミングすることができません。マクロな視点でいうと、スマートフォンでもPCでもハードウェアの本質を理解して記述したプログラムは効率よく軽快に動くでしょう。

 

私の場合、1980年代後半に高校時代を過ごし、今ほどの強力なハードウェアがあった時代ではないので、PCのプログラムでもアセンブラを駆使して高速動作させる必要があった時代でした。

 

ということで、このトピックに対しては、「プログラムをして何をしたいのか?」によって答えが変わるのではないかと思います。

例えば、50代のハードウェアエンジニアが自分で作ったハードウェアを動かすためにプログラムを学ぶのであれば、全然問題ないでしょう。ただし、50代のハードウェアエンジニアでプログラミングの知識がない人が設計をしているか?という疑問はありますが。。。

 

いっぽうで、ハードウェアに直結したプログラムばかりしていると、概念はわかっていても、高度に発達したスマートフォンの上でバリバリ3D画像を動かすプログラムを習得できるようになるかというと?です。

 

すべては、目的があって、どのような手段をとるのか?ということが重要だと思います。

50代で就職するために、0からプログラムを学ぶ人がいたら、それは、プログラムを学ぶ以前に、20代と同じ土俵で職をさがしても厳しいのはあたりまえですよね。

そのかわり、50代にには20代にはない経験や人脈があるはずです。

 

あれ?、結局結論は、元記事と同じということなのか?

『フォロ』考察

 

toyboxengineering.hatenablog.com

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今回はイーケイジャパンのフォロについて考察してみます。

 

1.電源について

『フォロ』は単四電池4本(6V)で動きます。

基板を見る限りは、内部で電源を作ってるようには見えません。

また、左右の目に当たる赤外線受光素子も6V直で駆動されています。

とすると、電池が減ってきたときにセンシングする距離が変わってしまうと思われます。もしかすると、電源電圧を監視して、センシングの閾値をリニアに変動させてるのかなぁ?そうすれば多少はセンシング距離を一定にできるのかな?

 

2.左右のセンシングについて

波形を見ていないので、確実なことは言えませんが、左右を識別するために

赤外LEDからは、別々の変調をかけた信号が出力されていると想像できます。

そうすることで、右の赤外LEDからは右の受光素子、左もしかりという具合にしないと

このような制御はできないですよね。。。

取説をよく読むと、「光に信号を乗せて、いろいろな通信をしたり…略」と書かれています。

 

3.電源スイッチについて

『フォロ』は額のタクトスイッチを長押しすることで、電源のオン・オフが可能です。ということは、電源を100%オフにすることができません。

おそらく、取説に書かれている「電源を切る」はあくまでもマイコンをスリープさせるだけで、電池はわずかずつ消耗しているとおもわれます。

個人的には、リセットスイッチが欲しいところですが。。。最悪、暴走したら電池を抜けばいいから、いいのかな?

 

4.六足歩行について

機構は専門外のため、詳しく書くことはできませんが、2モータで前後と上半身を左右に回転させて、方向を制御するのは素晴らしい機構だと思います。

この機構が六足歩行のメジャーな手法なのか、イーケイジャパンオリジナル機構なのかはわかりませんが、素人目にみて、よくできていると思いました。

 

というわけで、プログラムを工夫してコストを安く抑えているのが伝わってきます。