はてなブログの「おすすめ記事」を見ていたら、こんな記事があったので、私が思うことを書きます。
まず、このトピックについて一言で語るのは難しいと思います。
私の背景としては、商品の企画をしながらハードウェアの設計とそのソフトウェアのプログラミングをしています。
元記事の方とは、背景が違うので違う視点の意見と思ってほしいです。
プログラミングを単なる言語として習得するのは、何歳になってからでも可能とおもいます。
ここで、「単なる言語として」と書いたのは、ハードウェアエンジニアが書くプログラムには、必ずハードウェアがついて回ります。どのようなハードウェアで、どのようにプログラムをしてほしいのかという思想を理解しないとプログラミングすることができません。マクロな視点でいうと、スマートフォンでもPCでもハードウェアの本質を理解して記述したプログラムは効率よく軽快に動くでしょう。
私の場合、1980年代後半に高校時代を過ごし、今ほどの強力なハードウェアがあった時代ではないので、PCのプログラムでもアセンブラを駆使して高速動作させる必要があった時代でした。
ということで、このトピックに対しては、「プログラムをして何をしたいのか?」によって答えが変わるのではないかと思います。
例えば、50代のハードウェアエンジニアが自分で作ったハードウェアを動かすためにプログラムを学ぶのであれば、全然問題ないでしょう。ただし、50代のハードウェアエンジニアでプログラミングの知識がない人が設計をしているか?という疑問はありますが。。。
いっぽうで、ハードウェアに直結したプログラムばかりしていると、概念はわかっていても、高度に発達したスマートフォンの上でバリバリ3D画像を動かすプログラムを習得できるようになるかというと?です。
すべては、目的があって、どのような手段をとるのか?ということが重要だと思います。
50代で就職するために、0からプログラムを学ぶ人がいたら、それは、プログラムを学ぶ以前に、20代と同じ土俵で職をさがしても厳しいのはあたりまえですよね。
そのかわり、50代にには20代にはない経験や人脈があるはずです。
あれ?、結局結論は、元記事と同じということなのか?