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組込みハードウェアエンジニアが語るブログ

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【ネタバレアリ】アニメ『四月は君の嘘』を見た話。

ネタバレアリです。

アニメ『四月は君の嘘』をNETFLIX で見ました。

青春すぎるっ!

でも、こんな設定は酷い。

どんな結末になってもハッピーエンドがない。

確かに人生なんて、全員が幸せになる結末なんてありえないけど、せめて物語の中くらいはハッピーエンドであって欲しい。

 

登場人物を殺して涙を誘うのはずるい。

もっと、物語開始直後のヴァイオリニストとピアニストのウキウキするような話を期待して見始めました。

人はそんなに簡単に死なないし、些細なことで人は簡単に死にます。

多分、この作品を好きな人は沢山いると思いますが、批判を恐れずにいうと、人の生き死にをお話の盛り上げに使う作品は嫌いです。

恋人であっても、親であっても、親友であっても、思いを寄せていた人が亡くなった後、残された思っていた人の辛さを思うと悲しくなります。

 

第13話の最後の「悲しみが成長させる 公生が進むのなら 失って進むのかも知れない。」と言うモノローグ。

場面は病室で明るく振る舞うかをりですが、この13話までにも散々伏線を張っておいて、残り9話もあるのに、結末を確定させてしまう演出…この物語は登場人物の成長の物語なのに、悲しみが成長させるなんて…

また、最終話でヒロインが主人公に、実は自分が好きだったのは主人公だと手紙を残します。

ですが、ここまで周りが見えていて思慮深いヒロインが、主人公の気持ちもわからないはずないし、ましてや自分がいなくなったあとの世界で生き続ける人間に「好き」とつたえる事の酷さがわからないわけがない。むしろ、作者が視聴者を意識した手紙に見えてしまいます。

 

 

話は前後しますが、1クール目は、主人公と亡き母親との話ですが、子供視点と親視点がステレオタイプ(あれ?使い方ちがうかな?)に描かれていますね。物語が進むと母親の愛情の描写がありますが、一言言葉を添えればだいぶ違うのにと、アニメながら思いました。子供にとって、圧倒的な力を持った親に、どうにか反抗するために「死んでしまえ」と言ったことは、一生後悔します。私も子供の時に、一度だけ言ったことがありますが、その後後悔して二度と言わないことを誓ったものです。

 

あと、タイトルの『四月は君の嘘』ですが、不思議なタイトルですよね。

見終わってから見ると、確かに要素は全部入ってると思いますが、タイトルだけ見るとなんか文法的に変だし、不完全な感じがざわざわします。口に出してみたくなる感じとか、なんか気になるという意味でフックのある良いタイトルなんでしょうね。

 

結局、2クール22話を一晩で見ました。

おなじピアニストのアニメですが、『ピアノの森』とは違った天才の話で面白かったです。

ヒロインが病気の設定だけ無ければ(まだ言ってる。)良かったのに、と個人的には思いますが、それがヒロインの行動や発言の根幹になっているので仕方がないですが…

 

あと、この作品にも茅野愛衣さん出てますね。

ホント、演技の幅が広くて魅力的な声優ですね!

 

【ネタバレアリ】『ピアノの森』を見た話。

ネタバレアリです。

アニメ『ピアノの森』を見ました。

NETFLIX です。

 

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原作既読です。

 

初めて漫画のピアノの森を手に取ったのは、たしか13年くらい前に、会社の文庫で読み始め、途中から自分で続巻を買うようになりました。

 

読んだのがだいぶ前だから、細かいところは忘れてしまっていますが、アニメ用にとてもテンポよく再構成されていました。

テンポをよくするために、色々とオミットされていましたが、アニメのまとまりとして、見せたいところはしっかり見せ、切るところはバッサリ切る、という感じも潔い構成になっていました。ショパンコンクールだけで1クール以上かけるのは、漫画とちがって実際のピアノが聞かせられるからか?

 

演奏のシーンは、3DCGと止め絵とバストアップで表現されています。

あまりピアノの演奏を生で見たことがあるわけではありませんが、画面の作りによってリアルにもみえますが、少し離れた絵になると急に違和感が出る気がしました。

3DCGの方が製作が楽なのか?どのようにモーションを作っているのかわかりませんが、楽譜から逆算してモーションを作るようなスクリプトが作られていたら凄いですね!

しかし、ショパンコンクールが始まると、その3Dすらなくなり、ほぼ止め絵にパーティクルで心情を表す。大胆な見せ方ですが、音楽が良いからいちいち動かす必要は確かにないですね。

 

要所要所に入る、海を想う母親と母親を想う海の描き方も原作同様良いです。

また阿字野先生と海の関係性が素晴らしく、半分以上あるショパンコンクールの演奏に合わせて回想シーンとして表現されています。

 

阿字野先生のような誰かを導くような大人になりたかった。

 

原作既読で結果を知っていても感動がありました。

 

 

今週、爆風スランプのマイブームが来ている話。

私はラジオが好きで、仕事中とアニメを見ている時以外はほぼラジオをつけています。(寝ている時も!)

時にはradikoのタイムフリーだったり、ラジオクラウドだったりポッドキャストだったりします。

 

ところで、そんな話を書こうと思ったわけではなく、

今週の火曜日のTBSラジオ伊集院光とラジオと』のゲストがサンプラザ中野くんでした。

6/5に新しいソロアルバムが出るということで、『大きな玉ねぎの下で 令和元年Ver.』とか収録されてるらしいてす。

 

で、6/5にアルバムを聴いてから記事を書けば良いのでしょうが、かつて大好きだった爆風スランプを久しぶりに聴きたくなったのですが、何故か私のiPhoneにHIGH LANDERしか入っていなくて、思わずiTunesでGOLDEN☆BEST 爆風スランプALL SINGLESをポチってしまいました。

GOLDEN☆BEST/爆風スランプ ALL SINGLES

GOLDEN☆BEST/爆風スランプ ALL SINGLES

 

やっぱり良いです。

私が一番彼らの曲を聞いていたのは、30年前の高校生の頃で、まさにRunnerが発表された頃でした。

たしか近所のYou&I(そんなCDレンタル屋がありました。友&愛だったかも。)でレンタルしてAXIAのカセットテープに録音して通学で聞いていました。

 

コミックソング的なものが多いイメージですが、とてもいい曲が多いです。

『月光』とか『ビターメモリーズ』とか『昨日のレジスタンス』とか『愛がいそいでる』とか…

 

逆に『旅人よ』とか、電波少年を見ていたので知っていましたが、社会人になっていて「新しい曲」と言うイメージがあって、実はちゃんと聞いていませんでした。

とはいえ、アップテンポのメジャーな曲が多いですが、私は爆風スランプのバラードが好きです。

 

1990年発売の『45歳の地図』と言う曲があります。当時私は17才くらいだったのですが、45歳になった今聞いても、とても人ごとのようで、メンタル的にもやってることも17才の自分と何も変わってなく、30年経っても全く成長していないことに驚きを隠せません。

 

 

【ネタバレアリ】『やがて君になる』41話『海図は白紙』を読んだ話。

ネタバレアリです。

やがて君になる』41話『海図は白紙』を読みました。

月刊コミック 電撃大王 2019年7月号

月刊コミック 電撃大王 2019年7月号

 

 

とても幸せな回でした。

扉もとうとう侑がフワフワ浮いていますね。

 

相変わらず鋭い叶さんとノーテンキな朱理。

一方で、微妙な空気の七海先輩と佐伯先輩の空気感がうまく描写されています。

察しの良い佐伯先輩の微妙な空気も丁寧に描かれていてとても良いです。流石は佐伯先輩、七海先輩のカバンのキーホルダーをチェックしている描写はなかったと思いますが、チェックしてましたね。

全てを察した彼女は、心中穏やかではなかろうに、七海先輩からはっきり断られているから、納得の描写です。気高い佐伯沙弥香ならではですが、これ以降は佐伯沙弥香について3に期待ですね。

 

さて、晴れて両思いになった侑と燈子先輩ですが、初々しい感じが高校生らしいですね。

2人の関係がなんなのか、沙弥香が燈子に告白した時は、はっきりと「あなたの恋人になりたい」と明示的に伝えていたのも、今思えばとても沙弥香らしさが出ていました。

一方で、侑と燈子は気持ちが溢れてる感じがたまらないです。あと、燈子は浮かれるばかりに見えますが、しっかり者の侑が二人の関係について考えるというのも、それぞれらしさがでていますね。

侑からの、いろいろも良いです。これも、今までの、ここを超えたらダメだ、とか効いてますね。

 

あまりに幸せな感じが、逆に不安になります。

まさか、ここから七海先輩が死んじゃうとかそういう展開はしないと信じていますが、仲谷先生の言う「みなさんのみたいもの」というところの、私のようなニワカではない百合好きの人達に響くものがなんなのかがわからないので、幸せ過ぎる展開は伏線に見えてとても怖いです。

どうか、この幸せなまま、エンディングを迎えますように。まー、ここまでの41話を台無しにして、残りの4話で無理矢理ハッピーエンドに展開することはないよね!劇中で起こったことを無かったことにするなんて、ありえないよね。

 

侑のカバンにはアクアパークのキーホルダーが付きましたが、

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私のカバンには、メンダコが付きました!

会社行く用のカバンです!

良い歳なので缶バッジは嫌だけど、これならアリかな?

 

【ネタバレアリ】F1 2019 モナコGP決勝を観た話。

ネタバレアリです。

 

F1 2019 モナコGP決勝を観ました。

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スタートは皆良かったですね。

フェルスタッペンは、行き場がないのが歯がゆかったです。

 

そしてSCのキッカケになってしまいましたが、ルクレールの果敢なアタックは接触も有りましたが好感がもてます。結局リタイアしてしまいましたが、ルクレールは近い未来、圧倒的な強さを発揮するドライバーのようにみえるので、今日は仕方がないと思うしかないですね。

 

しかし、SC中のピットストップのルールがよくわかりません。

SC中でもピットストップでの追い越しはアリなのかな?フェルスタッペン2番手になっていたし。でも、ボッタスは4番手で復帰していたのはなんでなんだろ。後続車とそんなに離れていなかったようにみえたけど。

 

レースはピットでの5秒ペナルティを背負ったままのフェルスタッペンがトップのハミルトンを追い回す展開に。

雨がふるとか、ふらないとか、ハミルトンのミディアムタイヤが持つとか持たないとか。

 

結局

1 ハミルトン

2 ベッテル

3 ボッタス

という結果でした。

フェルスタッペンはペナルティで、4位でした。

しかし数十周追い回した上に、ファイナルラップ前の周回にヌーフベルシケインオーバーテイクを試みるスピリッツには、改めてファンになりました。

 

マシンの相性はあるのでしょうけど、ミディアムタイヤのアドバンテージがハードに対してなさ過ぎるのは、ピレリの責任のように思います。

今日のレースは面白かったですが、総じてレースが読めなくなっている原因はピレリのタイヤがダメすぎな気がします。

 

【ネタバレアリ】『やがて君になる』のイベント『遠見東高校生徒総会』昼の部を見た話。

ネタバレアリです。

 

今日は『やがて君になる』のイベント『遠見東高校生徒総会』昼の部に行きました。

こういうイベントは初めてでした。

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良かった!

 

生で見る高田さんの身振り手振りの司会進行がとても面白く可愛らしかったです。

 

ラジオのコーナーにもあった 『やがて◯◯になる話』の先輩チームも良かったし、一年生チームのやっぱり高田さんの動きも面白かったですね。

 

で、仲谷先生の書き下ろし朗読劇も素晴らしかったです。

昔、声優さんと仕事をしたことがあるので、その凄さはよく知っているつもりですが、それまでのコーナーからうって変わって役に入っていくところを生で見ることができるなんて、なんて贅沢な!アドリブも効いてたし。

そして劇の内容も、短い尺にこれぞやが君という要素や新しい設定、各声優の見たい芝居のシチュエーションがしっかり入っていて、しかも福神漬けを買いに行くくだりは、正直泣いてしまいました。

個人的な事ですが、仲の良かった先輩が昔亡くなったことを思い出してしまいました…

 

安月名莉子さんのライブも、流石でした。ただ惜しむらくは、せっかくギターを持ってきていたのだから、アコースティックで聞きたかったです。音響もハウリングを起こしていたし…

でも、二曲も聞けるなんて思っていなかったので良かったです。

そして、まさかの高田さんと寿さんのhectopascalが生で聞けるなんて!

しかも衣装や振り付けもあって、ステージ上の立ち位置とか良く考えられた演出になっていました!とても良かったです。朗読劇の手をつないで…からのhectopascalの最後の手をつなぐ演出とか…

 

終始、演者のやが君愛が伝わってくるイベントでした。

 

やが君のイベントは全てにおいて、視聴者を満足させるものになっていますね。

これは、仲谷先生やクスノキ氏の作品を作るための情熱が、周囲に伝搬して化学反応を起こしているのだと思いました。

 

本日の戦利品。

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 今更のサントラですが、やが君の劇伴は何度聞いてもよいので、結局買ってしまいました。

 

そして、今夜は41話ですね。

殺す気かっ!!!

 

【ネタバレアリ】F1 2019 モナコGP予選を観た話。

ネタバレアリです。

 

F1 2019 モナコGP予選を観ました。

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今日は、友人のゲームマーケットの手伝いをした後飲みに行っていたので、帰宅したら予選が始まっていたので、追っかけ再生で視聴しました。

DAZN万歳!

 

 

モナコはご存知の通り、フロントロウに並ばないと優勝の可能性は有りません。正確には二列目までらしいけど、今年のメルセデスには勝てないでしょう。晴れてるし。

 

いつもF1談義をする前の会社の先輩曰く(レッドブルファン)、メルセデスはシャーシが長いから、モナコでは不利。レッドブルは小回りが利くから、モナコなら、と一縷の望みを託してる模様でした。

 

私としては、ホンダファンなのでレッドブルには勝って欲しいですが、正直、今年のメルセデスとの差はマシン特性でひっくり返せるものには見えません。

私自身、非力ながらかなり軽量なライトウェイトスポーツに乗っているので、エンジンパワー差を軽さやマシンバランスでひっくり返す難しさは痛感しています。

 

で、予選です。

なんと地元ルクレールがQ1敗退。

ありえませんね。明らかに時間があって、安全圏にはいないことがわかっていて、コース上にいないなんて、完全にチームの判断ミスですね。陰謀かと思います。

 

Q2は、最近好調のハースのグロージャン脱落。

ピットイン後の無線はピーピーと放送禁止用語連発で御立腹でした。トラフィックになったガスリーにペナルティがなければ良いのだけど。

 

Q3はホンダエンジン四台進出!

フェルスタッペンもセカンドロウで、妥当なところ。

ベッテルはクリアラップは早いですが、プレッシャーによわいですが、ガスリーでは役不足ですね。

 

結果、

PP ハミルトン

2.   ボッタス

3.   フェルスタッペン

でした。

 

決勝予想は…

1 ハミルトン

2 ボッタス

3 フェルスタッペン

のグリッド通りでしょうね。

 

最近のハミルトンは、みょーに大人になった感じがしていましたが、今回のPP確定後の無線やインタビューの興奮の様子から、特別なレースなんだなと伺えました。

 

あと、やっぱり、リカルドは速いなと思いました。あの車でシングルグリッドなんて!レッドブルに残留してたらなぁ。

それと、後方スタートのルクレールですが、いつかのシューマッハのような怒濤の追い上げを見せてくれないかなぁ。