ネタバレアリです。
『やがて君になる』41話『海図は白紙』を読みました。
とても幸せな回でした。
扉もとうとう侑がフワフワ浮いていますね。
相変わらず鋭い叶さんとノーテンキな朱理。
一方で、微妙な空気の七海先輩と佐伯先輩の空気感がうまく描写されています。
察しの良い佐伯先輩の微妙な空気も丁寧に描かれていてとても良いです。流石は佐伯先輩、七海先輩のカバンのキーホルダーをチェックしている描写はなかったと思いますが、チェックしてましたね。
全てを察した彼女は、心中穏やかではなかろうに、七海先輩からはっきり断られているから、納得の描写です。気高い佐伯沙弥香ならではですが、これ以降は佐伯沙弥香について3に期待ですね。
さて、晴れて両思いになった侑と燈子先輩ですが、初々しい感じが高校生らしいですね。
2人の関係がなんなのか、沙弥香が燈子に告白した時は、はっきりと「あなたの恋人になりたい」と明示的に伝えていたのも、今思えばとても沙弥香らしさが出ていました。
一方で、侑と燈子は気持ちが溢れてる感じがたまらないです。あと、燈子は浮かれるばかりに見えますが、しっかり者の侑が二人の関係について考えるというのも、それぞれらしさがでていますね。
侑からの、いろいろも良いです。これも、今までの、ここを超えたらダメだ、とか効いてますね。
あまりに幸せな感じが、逆に不安になります。
まさか、ここから七海先輩が死んじゃうとかそういう展開はしないと信じていますが、仲谷先生の言う「みなさんのみたいもの」というところの、私のようなニワカではない百合好きの人達に響くものがなんなのかがわからないので、幸せ過ぎる展開は伏線に見えてとても怖いです。
どうか、この幸せなまま、エンディングを迎えますように。まー、ここまでの41話を台無しにして、残りの4話で無理矢理ハッピーエンドに展開することはないよね!劇中で起こったことを無かったことにするなんて、ありえないよね。
侑のカバンにはアクアパークのキーホルダーが付きましたが、
私のカバンには、メンダコが付きました!
会社行く用のカバンです!
良い歳なので缶バッジは嫌だけど、これならアリかな?