『本物』の求道者として、『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続』を見たので、遅ればせながら感想を書きます。
ネタバレ有りです。
だいぶ前に『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』を見て二期があるのに気がつかず、昨日Amazon Prime videoにおススメされて、今見終わりました。
アニメを見た後に、誰かと話したくなるアニメは、いいアニメですね。
散々語り尽くされているかもしれませんが、最終話のBパートを自分なりに整理してみた。
・由比ヶ浜は、雪ノ下が比企谷の事が好きな事に気がついている。もちろん、自分も比企谷の事が好きである。彼女は比企谷は雪ノ下を好きだと思っている。更に奉仕部の関係が好き。
・雪ノ下も同様に、由比ヶ浜と比企谷がお互いに好きだと思っている。雪ノ下も比企谷が好き。そして奉仕部の関係が好き。
・比企谷は…奉仕部の関係が好き。
由比ヶ浜は、「お礼」としてクッキーを渡し、三人の関係が壊れない道を選び、雪ノ下にも同意を求める。雪ノ下は複雑な表情をしながらも同意をしかける。そこに比企谷は「それは違う」という。かつては、奉仕部存続の為に、2人が生徒会長選挙に出ることを阻止したのに、「本物」の為に、「突き詰めてしまったら何も手に入らない」と分かっているのに、言わずにいられない。
これ、すごくわかります。(本物の求道者として。)
でも、女子二人の思惑に気がついて居ない比企谷って、どんだけだよ、とその天然ぶりに呆れます。(そこが物語なんですが)
これ、気がついて居たら、こんなセリフいえないですよね。
私は原作未読なので、この後があるのか、ここで終わるのかわかりませんが、続きの展開が全くわかりません。というか、がっかりな展開しか思いつきません。
一期を見たときは、こんな展開になるとは思ってませんでしたが、二期を改めてみて、面白かったです。
本物っていいですよね。本物にはロマンがあります。
本物に憧れたニセモノや妥協の結果や流されて選んだものではダメなのです。
だから、私は自分が欲しいものしか欲しくないのです。
だから、福袋とか理解できません。