ネタバレアリです。
アマプラにFODが参入したおかげで、ずっと見たかった『あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない。』をやっと見ました。
泣きました。
噂に違わず良いアニメでした。
見ている人は多いと思うので、今更だと思いますが、
一言で言うと、死んだ幼馴染が、高校生の主人公の前にお化け(?)として現れて、お願いを叶えて欲しいという話を軸に、幼馴染が集まって叶えてあげようという話です。
みんなには見えないメンマが動くことで、コップの水がこぼれたり、風でチラシが飛んだり。
という、壮大な「志村うしろうしろ」なのですが、途中からみんなでその存在を共有するようになり、もやもやをもやもやのままにしないところが良いです。
私は最終話の途中まで、まんまとメンマの願いは超平和バスターズのみんなが本音で仲良く暮らせるように、かと思っていて、それはそれで綺麗に着地するなと勝手に予定調和を想像していたのですが、予想できてもおかしくない伏線を見せながら、想像を上手く裏切って全ての伏線を回収して納得感のあるメンマのお願いでした。
最後のお別れのシーンも、ちゃんと描かれていて、綺麗に終わるのも良かったです。
声優さんたちの芝居もとても良く、大満足でした。
特に、このブログでは何度も書いていますが、メンマ役の茅野愛衣さんの演技の幅にはほんと驚かされます。改めてファンになってしまいました。
アニメを一気見する時は、大抵OPとEDは1話目と最終話しかみないのですが、今回はEDは全て見ました。特殊EDが多いというのもありましたが、あまりにも『secret base』がマッチしていて飛ばせませんでした。
私の場合、どうしても会いたい亡くなった人が一人だけいますが、亡くなった当時で既にオッサンだったので、この話に置き換えるとコントになってしまいそうだなぁ、と思いました。