トイボックス エンヂニアリング

組込みハードウェアエンジニアが語るブログ

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ピンセットの話

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ピンセットを新しく買った話です。

今の仕事に就いた時に、工具も新調しました。

なので、買い替え前のピンセットは四年間使っていました。ハードエンジニアにはメジャーなHOZANのP-88という確か¥1500位のものです。

前職でもずっとHOZANを使っていました。

用途は主にチップ部品や表面実装部品の位置決めです。

 

丁寧に扱っていれば壊れるものではないのですが、先日ふとした拍子に、力を込めて物を摘んだ拍子に、先が片方欠けてしまいました。

 

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写真下が買い替え前のピンセット。

写真上が新しいピンセット。

 

古いほうが汚いのは、以前、基板のエッチングをしていた時に、非金属のピンセットが手元になく、思わずこのピンセットを使ってしまい、少し腐食してしまったからです。

もしかしたら、今回欠けてしまった原因も、この時の腐食にあったのかもしれません。

 

ところで、ピンセットはHOZANと決めていた私でしたが、先日買い替えの為に、千石電商で物色していました。

今までと同じようなHOZANのピンセットが¥3000位でした…会社の金で買うとはいえ、流石に¥3000は出せないなと他のメーカーの物を物色したところ、gootというメーカーのTS-10というのが好みだったので、試しに買ってみました。なんと¥300円だったし。

失敗しても痛くないやと、会社で使って見たところ、とても好みのタッチで剛性もしっかりしています。これなら、こっちを10本使い捨てした方が全然良いです。

 

さて、gootというメーカーは聞いたことないと思っていましたが、今、仕事で使っている温度調節つき半田ごても、 

goot ミニステーションはんだこて PX-501

goot ミニステーションはんだこて PX-501

 

 家で使っている半田ごても、このメーカーでした。 もしかしたら、私が知らないだけで超メジャーブランドなのかもしれませんね。。。

goot ミニステーションはんだこて PX-601

goot ミニステーションはんだこて PX-601

 

 確か、購入当時、この値段で温度調節付きなら安いじゃん!と買った記憶があります。

専門工具は、驚くほど高い事が多く、このメーカーの価格設定は、それに比べて手に取りやすい設定です。

この半田ゴテ、温まりが早く、使い勝手がとても良いです。私の場合は、小手先をデフォルトのものから変えて使っています。

もしかしたら、ホビーユースのものかもしれませんが、私の仕事においては、毎日使っていても満足しています。

 また、ピンセットも半田ゴテ先もですが、品種が多く選択肢が多いのと、千石電商などの小売店でアフターパーツが手に入りやすいのも魅力です。

 

というわけで、先入観でブランドを選んではいけませんね、という話でした。