今週は、敬老の日ということで、私の祖父について書きたいと思います。
私の父方の祖父は、明治生まれで、私が大学の時に亡くなったと思います。
祖父は、高校の生物の教師でしたが、神戸にあった祖父の家に遊びに行くと、小さなアパートの祖父の部屋は、時計でいっぱいでした。
新聞広告を積層して作られた歯車とおもりで動く時計からデジタル時計まで、多くのものは祖父の自作で、中には購入した面白時計(Time Machineとか)などもありました。
明け方、ふと目を覚ますと、祖父が小さなテーブルに向って何かを作っている背中が思い出されます。
祖父は教師だったから戦争にはいかなかったと聞いていました。
私は、子供のころから戦争が大嫌いで、教師になれば戦争に行かなくて済むんだ!と思ったものです。志したことはありませんが。。。
大人になってから思うのは、明治時代に生まれた祖父の時代には、江戸時代を生きた人たちがたくさんいて、その当時の人をみて、祖父がどう思ったのか、どんな人たちだったのかを聞いておけばよかった!ということです。
これは、もしかしたら、私自身の両親にも言えることなのかもしれませんね。
年寄りの話は、生きているうちにたくさん聞いておくべきですね。