トイボックス エンヂニアリング

組込みハードウェアエンジニアが語るブログ

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大学病院について思うこと。

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私は目の病をいくつか抱えています。

その為、その道の権威のいる北里大学病院に通っています。f:id:toyboxengineering:20180620192655j:plain

この病院は、とても大きく綺麗なのですが、いくつか疑問(というか不満)に思うことがあります。(すべての大学病院に当てはまるかは、わかりません)

 

まず第一に

待ち時間が異常に長いのです。

これは、眼科だけなのかもしれませんが、予約制で、予約の時間に行っても、当然直ぐには診察されません。

受付を済ませて、待っていると最初に目の検査を流れ作業で行います。これは、比較的早く終わります。私の場合は、いくつかの病気の専用のデータとりの検査があるので、単なる視力や眼圧だけではありませんが、30分ー1時間もあれば終わります。待合室で待っていると、隣のおばさんが「私、もう1時間も待っているけど、まだよばれないわ」と言っていましたが、私は心の中で「甘い!甘すぎますぞ!」と言っていました。

 

そう、検査の後、たいてい診察まで3時間以上は待たされるのが当たり前です。

以前、医者に「席が埋まってるのに、予約を入れてる居酒屋みたいですね」と言ったら、苦笑いしていました。その時に、「朝イチで予約を入れれば、こんなに待たなくてすむのですか?」とか「むしろ、終わるギリギリを狙って来た方が良いんですかね?」と聞くと、朝一は、術後検査がたくさん入るので、やはり待たせることになる、終わるギリギリも、結局予定通りには終わらない前提になっているそうです。。。

 

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第二は担当医が固定ではない事です。

眼科の中に更にカテゴリ別に科がわかれているので、これまた他の科は違うのかもしれませんが、私の通っている科は1人のボス(その道の権威)と3名の医者がいます。

基本、この3人で来た人を診察するシステムなのです。(誰に当たるかは、その時の順番で決まるらしい。)手術などの意思決定や術後の経過を見る時だけボスの診察を受けます。

これも、診察が遅い原因のひとつだと思います。

また、手術をする患者にとって、執刀医との信頼関係が気持ちの上で、重要なファクターだと言うことがわかっていません。

とはいえ、私は嫌な気分になりながらも、この病院で、4回も目の手術をしました。その前に違う病院でも、2回しています。最初の2回を手術した病院から、紹介されたので、信頼していたのです。

とはいえ、別に手術に失敗されたわけでもないので、ただの愚痴かもしれませんが、結構、なれるまでは、「この説明、○○先生に、話したんですけどね」と、同じ説明を何度もしたり、以前の医者と違う説明をされたりとイライラしたものです。

医者にとっては、しょっちゅうやっている手術でも、患者にとっては数少ない経験の一つなのです。

 

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第三に、土曜日は休診。

 サラリーマンにとっては厳しいです。医者はもっと大変だと思いますが。。。

 

私の個人的な理由ですが、この病院は以前住んでいた地域に近かったのと、病気のデータを時系列で取っている病院だったので、今の居住地からは片道2時間かかりますが、今までは通っていました。

往復4時間+検査1時間+診察待ち時間3時間+診察5-10分

このために、貴重な有給休暇をとって(前借までして)通院していましたが、やっと目の治療が落ち着いて、次回から東京都内の土曜日もやっている病院での経過観察に変更になりました。この病院は、私は今も並行して通っているのですが、特殊なコンタクトレンズを作っている方が開業していてとても親身になってくれる病院です。

まさに、大企業とベンチャー企業くらいの違いがあります。

医療の現場は、私のような素人にはわからない事情があるのでしょうけど、大企業にいると、だめだとわかっていても個人の力では改善できない、というのはよくわかります。

 

北里大学病院には3年半の間お世話になっていましたので、あまり悪くは言いたくありませんが、今日、一区切りついたということで書いてみました。