トイボックス エンヂニアリング

組込みハードウェアエンジニアが語るブログ

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「LEGO 21307 CATERHAM Seven620R」を作りました。

 

お盆休みは実家に帰省して35年ぶりくらいにLEGOを作りました。

作ったセットは「LEGO 21307 CATERHAM Seven620R」というセットです。

このセットは2016年に発売されたもので、LEGO IDEASというシリーズです。

私は、昔、毎日新聞社が主催のLEGOブロックコンテストに入選したこともあるくらいのLEGO好き少年でした。

 

レゴ (LEGO) アイデア ケータハム セブン 620R 21307

レゴ (LEGO) アイデア ケータハム セブン 620R 21307

 

 

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パッケージを開けると、内容量はこんな↓感じです。

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取説にはちゃんとLotusの偉大な創業者コーリンチャップマンのことも書かれています。

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35年ぶりに作ることにしましたが、今どきは、ちゃんとブロックを外すジグがついています!昔は、固くはまったブロックは歯で外したものです。。。

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そして、今どきは、こんな特殊パーツが入っています。

以前は、LEGOは汎用部品であるべきと、思っていました。

なんか、軟質素材が使われてる。。。それに下左の部品なんて、ほかの部品で作れるじゃん!

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という訳で、完成したのがこちら。作成時間は4時間くらいでしたが、1/3くらいはおしゃべりをしながら、部品を探している時間だったと思います。

取説の黒部品とグレーの部品の表現が見分けにくくて、とても時間をロスしました。

ジャッキスタンドが4個付属します。

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ノーズは微妙な傾きを表現していたり、真上から見た時の楔形もうまく表現されています!プロポーションはばっちりです。

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ボンネットは取り外して、内部を見ることもできます。

運転席側のマフラーが良い感じに主張していますが、エンジンにつながるエキマニ部分はなんちゃってです。

タイヤは手転がしで遊ぶことはできますが、ステアリングは切れなく、サスペンションもありません。ダブルウィッシュボーン風のLEGO的解釈の部品が付いています。

タイヤを外すとブレーキディスクが付いています。

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ドライバーズシートはステアリングホイールの向こう側にメーターが三つ見えて雰囲気あります。シフトノブはちょっとだけ可動します。サイドミラー、バックミラーもLEGO的解釈で表現されています。

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リアビューは。リアディフューザーも表現されていて、トランクもしっかりあります。

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トランクにはジャッキスタンドをばらせば収納することができます。

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というわけで、大人が飾るために組むには、組み立てボリューム、価格(私が買ったときは、Amazonで8090円でした)、完成度、ともに大満足の商品でした。

転がして遊ぶには、遊びづらいと思いますが、サイズは全長30cmくらいで、飾っても見栄えがします。

子供のころのように、ばらして、組み換え遊びをするつもりのない車好きの私としては、大満足の商品でした。買ってよかった! 

 

あらためて、大人になってLEGOを組み立てると、なぜ、LEGOが情操教育に良いのかがわかりました。たとえば、説明書を見ながら、手順通りにブロックを組み立てていく、説明書はとにかくわかりやすいのですが、説明が多すぎず、かといって、まったく不足していなく、子供にとっては、図形の認識や見えない部分の想像力も育てると思います。

自分が子供のころは、一度は説明書通りに組み立てて、しばらく愛でた後に、ばらして今まで買ったものと混ぜて新たなものを作ることが「LEGO]だと思っていましたが、説明書どおりに組み立てるだけでも、いろいろな面で今の自分を形成しているのだと思いました。

高校時代の恩師の話

今日は終戦記念日

戦争の話題は、好きではないのでこの時期は息をひそめて、あまりニュース記事なども見ないようにしています。

 

私の高校は工業高校で、電子科だった私のクラスには、専門科目に電気基礎というのがありました。

電気基礎の先生は、いつもチョークに汚れた白衣を着ていて初老(というか、おじいちゃん?)というかんじでした。

 

私は普通教科(国、数、理、社、英)にくらべて専門教科が好きで、授業もまじめに聞いていました。

とくに、先生の授業から外れる話しが好きで、今でも色々覚えています。

例えば、、、

その初老の先生曰く

「私が小学生の頃は、竹やりで戦闘機を落とす訓練があったんですよ。落とせる訳ないのに、わらっちゃいますよねぇ」とか

当時、ポケベル全盛の80年代末期でしたが、「将来電話は一人一台携帯するようになるんですよ。そのためには、アナログTV放送の周波数帯域を空けないと足りなくなっちゃうんです」とか

「数式はすべて覚える必要なんてないんです。どこに書いてあるのかを覚えてあればいいんですよ。それに、解き方がわかる人を知っていればいいんです」とか。

 

当時初老と思っていましたが、今思うと、1989年に高校一年生だったので、当時戦後44年、戦時中に小学生だったあの先生は、50台半ばだったんだと思います。

今、44歳の私と比べると、昔の人は大人だったんだなぁと改めて考えさせられる今日この頃です。

 

今生きていれば、80台半ばくらいで、生きていれば本当のおじいちゃんですね。

人の命はドミノと同じだと思う

先日、会社の同僚と話していて思うところがありました。

同僚といっても、私より17歳くらい年上で、現在62歳くらい。

 

そんな彼が、ぷんぷん怒っていました。

理由を聞いてみると、一年前から進行していたプロジェクトが、一年前から彼が指摘していた理由で設計が振り出しに戻ったとのこと。

彼曰く、「この年齢の1年はとても大事な1年なのに!!!」ということでした。

 

彼は私より、ぐっと年上ですが、考え方や日常の振る舞いはとても若いのです。

そんな彼が、こんなことを言うことが、私はとてもショックでした。

ショックであると共に、私自身の時間の使い方について考えさせられました。

 

私の持論としては、人間なんて、年齢にかかわらずいつ死ぬかなんてわからない。今生きているからと言って、5分後に生きている保証なんてどこにもない、と思って生きていますが、逆に言うと、70、80でも生きている可能性はあります。

人の命なんて、ドミノと同じで、今倒れたドミノが次のドミノを運よく倒せたら次の瞬間にもつながりますが、今倒れたドミノが、次のドミノを倒す保証などないです。

若いうちは、、比較的次のドミノを倒す可能性は高いと思われますが、前の会社の私の先輩は原因不明で、ある日突然、次のドミノが倒れなかった方がいます。とても元気だったのに。。。

 

転職前までは、月の残業が80時間くらい(といっても、やめる間際が80時間なだけで、その前は、100時間、160時間など当たり前でした)でしたが、それに比べて、今の仕事は残業時間は月に10時間未満に抑えることができています。

 

仕事の時間もそうですが、プライベートの時間も、果たして大切に使えているのか?と改めて考えさせられる今日この頃です。

新しくLEDランタンを買いました。(メーカー不明/CL06)

アマゾンでLEDランタンを買いました。

 正直、メーカーも仕様もよくわからなくて、購入時はアマゾンレビューも1件もなかったので、賭けみたいなかんじでしたが、赤点灯ができる、充電式という2点が魅力で購入しました。

 

 

 

私の場合は、用途はキャンプと星空観望などです。

届いてみると、パッケージにとても小さな文字で説明と、中にちっちゃな紙にちっちゃな文字で説明が書いてあります。 

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大きさは、11.5 x 6.3 x 6 cmで↓の通りです。

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マイクロUSBの口が付いていて、リチウムイオン電池に充電して使います。(USBケーブルも付属してます)

充電を始めると、操作ボタンが赤く光り、充電が終わると消えます。

充電時間は2-3時間(ちゃんと測定出来たら、更新します。)くらいだと思います。

点灯時間は、、、一番明るい点灯で5-6時間くらい(かな?ちゃんと測定出来たら更新します。)

徐々に暗くなっていくので、何とも言いにくいです。

操作ボタンは天板に1つで、押すたびに点灯モードが切り替わります。

白3段階、赤、赤点滅です。

 

星空観望の時は、目に光が焼き付かないように、赤ランプを点灯するのが習慣です。

今までは、セロファンなどを駆使してどうにかしていましたが、このランタンなら小細工なしで赤LEDが点灯します。そのうちモバイルバッテリーと組み合わせて作ろうと思っていたのですが、良い商品が先に見つかりました。

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底面から見ると、電池蓋が付いていて、購入時は電池部分に絶縁シートが入っていて、取り除かないと点灯しませんでした。

電池蓋には、磁石が入っており、鉄板の上なら磁力で固定ができます。

 

最後に、取説には防水IPX7と書いてありますが、パッケージにはIPX6と書いてあります。。。それと、付属品に、O-ring,Warranty cardと書いてありますが、そんなものは同梱されてませんでした。O-ringは電池のところにいれるとしたら、ないと、防水もないのかなぁ。。。

使えるから、気にしないけど。

パブリッシャーと開発会社

今日は、ほとほと疲れてしまった。

 

パブリッシャーと開発会社の違いをご存知でしょうか?

私は大学4年の就職活動をするまで、知りませんでした。なぜなら、開発会社は表舞台に出ることは基本的にはないので。(野心的な開発会社は出てきますが、パブリッシャーによっては、あまり良い顔をしません。)

 

パブリッシャーは、世間的には、「メーカー」と言われています。「ゲームメーカー」「玩具メーカー」です。開発会社は、文字通りゲームを開発する会社、玩具を開発する会社のことです。

といっても、すべてのメーカーのすべての業務がパブリッシャーなわけではありません。

私の以前所属していた会社は部署によって自社開発(内作)をしていたり、外部の開発会社に委託してゲームを作ったりしていました。これは会社の方針によって、コスト削減のために、アウトソーシングが進むと、社内にノウハウがたまらない、と内作に転じたりを繰り返しているように思います。

 

前職では、内作も外部委託も経験しました。

そしていまは、開発会社にいます。

どちらの会社にも良い点、悪い点はあります。

私にとっては、商品を作るうえでの良い点、悪い点はざっくりと、以下のような感じと思います。

■良い点

・パブリッシャーは、商品を発売するかどうかを、自社で決めます。ということは、社内を説得することができれば、商品化が決まります。

・開発会社は、会社規模があまり大きくないので、個人の裁量権がとても大きいです。また、個人の業務範囲も広くなります。(これは、パブリッシャーから来た人間でないと気が付かないかもしれません)

■悪い点

・パブリッシャーは、会社が大きくなってきたときに、内作をしていると、技術の限界、コストの限界に当たり、自社でものを作らなくなっていく。

・開発会社は、自社では商品化が決められないため、社内で、どんなに「良い」と言っても、商品化を決めるのはパブリッシャー。パブリッシャーの都合で生産直前でも開発中止になることがままある。問題は、そうこうしているうちに、社内で良い企画なのかの判断ができなくなる。(初めからできないのかもしれないが)

 

他にもいろいろ書きたいことはありますが、今日のところはこんなところです。

 

話をもどして、私がなにに「ほとほと疲れてしまった」のかというと、ここのところ立て続けに自分のアイディアをプレゼンする機会がありました。

これは、例えるならば、売れない漫画家と編集部の関係に似ていると思います。

企画を考えては、パブリッシャーに持ち込む、漫画を描いては編集部に持ち込む。

「ここは、あーしたい、こーしたい」「でも安くしたい」「トラブりたくない」

漫画と違って、立体物を大量に生産しなければいけないので、夢物語は実現しません。

 

なんだか、まとまりのない文章になってしまいましたが、

要するになかなか商品化が決まりません。それが、企画の問題なのか、担当者の問題なのかもだんだん良くわからなくなってきます。

売れない漫画家、売れないミュージシャンの気持ちがわかります。

違うのは、安月給をもらっているという点と、たとえ売れたとしても漫画家のように名前が表に出ることがありません。

一番早いのは、強い信頼関係を結び、お互いの意図を理解しあったうえで、進んでいくことだと思います。(きれいごとを言うと) 

 

年々、商品化には近付いているような気もするのだけれど、決まる日は来るのかなぁ、とたまには弱気になるのです。

唐突ですが、こんな時は、「BAKUMAN」を読んでがんばるしかないのです。

 

 

アイディアは、出し惜しみなく、出し続けるしかないのです。。。

ドラえもん(てんとう虫コミックス)全巻買った話

私はドラえもんが子供のころから大好きです。

夏のボーナスが出ましたが、雀の涙ほどだったので、雀の涙なりに豪遊をしようと、ドラえもん全巻を買うことにしました。

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「漫画全巻ドットコム」というサイトで「ドラえもん」全45巻と「ドラえもん+」全6巻を購入しました!(20835円+2778円)

www.mangazenkan.com

在庫があったので、発注から3日で届きました。

 

ドラえもんのコミックスは、子供のころに38巻(当時全巻)まで持っていたのですが、高校入学を機に手放してしまいました。

私の小学生の時の月のお小遣いは、小学生の学年×100円で、当時ドラえもんのコミックスは320円でした。小学1年生の時にすでに何巻か*1出ていましたが、私の記憶では3か月-4か月に1冊発売だと信じていましたが、おそらく、100円のお小遣いがコミックスが買えるまで貯まるのが、4か月に一回だったから、そう思い込んでいたようです。

38巻が発売されたのが、1987年なので、最後に新刊で買ったのは14歳の時のようです。

私は、それから実に30年間も手放してしまったことを後悔していました。

 

 

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思い返しても、私の語彙はドラえもんによって、増えたといっても過言ではないと思います。少し大きくなってから分かった言葉もありました。

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例えば、このページの「スネ夫さん、おかわりありませんか?」って、初めて読んだとき、意味が分からなかったのを覚えています。ごはんの「おかわり」しかイメージがわいていませんでした。

 

数年前に、ドラえもん大全集という分厚いドラえもんが発売されましたが、初め何冊か買いましたが、どうも違うのです。

確かに、ドラえもん大全集は、てんとう虫コミックスには収録されていなかった話も含まれていたのですが、私が読みたかったのは、昔持っていたてんとう虫コミックスドラえもんだったのです。何が違うかというと、当時の私は、各巻の表紙はもちろん、何巻に何の話が収録されているかを覚えていたのです。

細かいところは、いろいろ変わっているようですが、やはりてんとう虫コミックスです。

以前、会社で出木杉君の名前の話で、納得がいかないことがありました。というのも、私の記憶では出木杉君の名前は「太郎」でしたが、話していた相手は「英才」だと、いうのです。後でググって調べてみたら、とうやら、どこかのタイミングで改版されていたようです。本当は、昔持っていた版のものが欲しかったのですが。。。

あとは、コミックスの裏表紙に収録作品の目次が付いています。

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また、当たり前ですが、表紙の折り返してあるところに、昔は他のてんとう虫コミックスの広告(?)のようなものが乗っていて、まだ読んだことのない藤子不二雄作品がたくさんあり、わくわくしたものですが、今回私が買った版では、ドラえもん一色の広告でした。

最後に、奥付を確認すると、私が今回買った版は、、、

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なんと第241刷!!!

そりゃあ、いろいろ変わりますよね!

 

*1:今回調べてみたら1980年の時点で19巻まですでに出ていたらしいです。

一人焼肉の何が悪い!

私の母は世間体を気にする人で、その教育の成果もあって、「1人=寂しい」という固定観念がある人がいることを私は知っていました。

 

昔は一人で映画館に行くのは嫌だなと私も言ってました。

気がつけば、一人で映画館も悪くないなと思うようになっていました。

昔は、一人で焼肉は嫌だなとも言っていました。

気がつけば、一人で焼肉も悪くないなと思うようになっていました。

 

 

と、厚めの牛ロースがなかなか焼けない間に、ブログを書いてしまいました。

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「人はひとりでは生きられない~♪」という歌もありますが、

「みんな死ぬときは最後は一人なんじゃよ。」と思っている私でした。

 

一人焼肉もいいもんですよ、母上。